ロボット

TOYOTAロボットはトランペットを吹く。
新聞によると、介護に使えればということである。
ロボットを人間の介護に使えるのにあと何年かかるのであろうか?
小学生の時に読んだSFのように街にはロボットが普通に歩く時代は、日本に来るのだろうか。
今われわれの社会は、ロボットが活躍する時代を望んでいるのだろうか。
私は、そう思わない。
求められているのは全ての人が楽に生きられる世界では無く。全ての人が頑張らなくてはならないが、共栄共存できる世界だと思う。
自然は、確かに人間にとって制御できないものであ。そのために多くの人間が生命を失ってきた。その自然を制御しろとは言わない。せめて人間が、助け合って生きる世界が必要なのである。決して殺しあう世界ではない。

そこで、ロボットである。見世物としては確かにおもしろい。私なんかはトランペットさえ吹けないのだから。
しかし人の生活の補助として使用される未来は、ばら色には想像できない。もしかしたら、人間がその世界に存在していないのではないのだろうか。