ナンバ

今一部の人にひそかに流行りのナンバについて一言。

ナンバと言っても、知らない人には興味がない話なのであらかじめ言っておきます。
これは、走り方の話です。その昔の日本人、江戸時代の飛脚、駕籠かきの方が走ったと言う走法です。

この春から、少しその走法を実践しているのですが、感覚としては、緊張している時に同じ側の手足が同時に動いてしまう感じです。

実際にやって見ると、足の大腿、下腿の筋肉に負担が少ないと言うことです。
その走りのしくみから言って地面を蹴らない、飛び跳ねない走りなので足の筋肉に負担がかからないのでしょうね。
実際に行うときのイメージとしては、右肩に駕籠の棒を担ぎながら走る感じです。
駕籠を担ぐのですから当然手は振れませんよね。右側のラインが固定され、次に左側のラインを固定して進めばできました。

駕籠を担ぐ人は重いものを担ぎ長距離を走るのですから疲れない走り、更に駕籠の中に人を乗せているのですから当然上下動が少ない走り、そこに収斂していったのだと想像します。

後、走りの感じとしては、長い袴をはいたお侍の走りでしょうか、だって腿を上げて飛び跳ねて走ったら転びますよね。

走っている自分の姿は自分では見えないのであれですが、きっと笑えるでしょうね。
更にもしこの走りが世界に広まり、オリンピックなどの大会で選手がみんなこの走りで始める姿を想像したら走りながら笑ってしまいました。