長崎の小学生の件

そろそろ落ち着いてきたので、この件に関して少し記録して置こうと思います。

事件の内容に関しては、すでに沢山の報道があったので書きませんが、あなたにも小学生時代に殺してやりたい、あるいは死んでしまえと思ったことはなかったですか?

カミングアウトするわけでは有りませんが、殺してやりたいと思ったことは正直有ります。何が原因か忘れてしまいましたが。

しかし、実際に行動にうつさなかったのが今回の小学生との違いです。
ただ同時に、その頃死への恐怖が有ったのを覚えています。

死んだ後、地獄に行くのか天国に行くのか布団にくるまりながら考えて泣いていたことも有りました。

実際に、それが相手を殺してしまう、死なせてしまうことに恐怖を覚え、それが抑止力になっていたのだと思います。

大人になれば、更に、自分の抱えている色々なものの多さのために更に抑止力が働くのだと思います。

ではどうして殺人まで犯してしまったのかと考えると。
この小学生には死の恐怖が欠如していたのではないでしょうか?

人間が、この世界から消え去ってしまうことがどういうことなのか自分で考えることも無く行動に移してしまったのでしょう。

ただ、本当のことは分かりません。
報道で説明される動機は、きっと真実ではないでしょう。そしてきっと言葉に出来ないでしょうし語られた物自体が想像と言うオブラートで包まれてしまうからです。

きっと、こういう事件は、人間と言う生き物が存在する限り、この先も起こり得る事件です。