俺達の若い頃はなんて言う無かれ

自分の子供の頃、どんな風だったか、大人はもう一度思い出す必要が有るんじゃないかと思うこのごろです。

3回連続で、小学生の事件の話題に関連してしまうのですが、
自分もその頃は、同級生の女の子に恋心をいだいていたし、兄貴の週刊プレイボーイなんぞを盗み見して興奮していたことを思い出します。

本も読み漁り、スポーツもやりそれでも何かに満たされなくて、ぶらっと一人で山に登り何かを考えていた事が思い出されます。

きっかけなのかな、あの頃何かの拍子に突拍子も無い行動起こしてしまうそういうことありませんでしたか。

なんでと言われても判らないけれど理性を超えてしまうことが有ったような気がします。それを一般キレルと言う事なのですが。


今回の事は、計画的に人を殺そうとして行った事なので、やはり加害者には何らかの歯止めとなる部分が欠落しています。普通は、計画を立てている時間の間に理性が割り込むはずなので、今回に関しては殺人を是とする考えがもとからあったのでしょう。

小学生と言えどもこのまま何もしないでまた普通通りに世間に戻す事はありえない事でしょう。

翻って、大人の現状はどうなのでしょうか?

見るも無残ですね、理性が無い、いい訳ばかり、自分勝手、その見本が、国会議員かもしれません。まったく悪い見本です。

人ごみで、咥えタバコで平気で歩く。吸殻はポイ捨て。ゴミは車内から投げ捨て。首輪をはずして犬の散歩、糞は片付けない。

注意をすれば、誰にも迷惑をかけていないとのたまり。
思わず、お前の存在が迷惑だと言い返したいところです。

それに、理性のある大人が、殺人、盗みなどを平気で行っているのです。(全ての大人がこういうことをやっているわけではありません。)

小学校の、ホームルーム、道徳の時間など、学校の規則を守りなさいと躾けられた子供はどうこの現実を見ればよいのでしょうか?

理想と現実は、違うんですよと社会に教わるわけです。学校の教師も大変ですよね。
子供には、理想を教え、現実には、こういう社会がある。
これで教育するのは大変な事です。

更にその後ろに、子供の親と言う子供がそのまま大きくなったような大人がいるのですから。

きっと、全てのマナーは、法律で定めないと駄目なのか知れません。
人はみな、ポケット大人法律集なるものの携帯を義務化され(これはまさしく生徒手帳の大人版です。)外出時にはもって歩かないと罰せられます。

そして、最初のページに書いてあるのです。
規律を守ってよい社会生活を送りましょう