死の壁@養老猛司・・・読書中

まだ、途中なのですが以下に感想は書かないつもりです。

ほんの中身は、ご自身で読んでください。

ただここでは、死の壁について自分で感じた事を少し書きます。

『あなたは、魂の存在を信じていますか?』

死というのは、必ず人に訪れるものであり、これを避ける事はできません。
また、人が死ぬと同時に意識というのもそこで消滅するはずです。
人の意識は、脳の記憶領域にあり、特別なところに存在はしないからです。ですから魂というものは存在しません。

ただこれは私の考えですので、世の中には、魂が存在する、幽霊が存在するという事を信じる人がいると思われますが、私にとってその意見を受け入れる事ができません。

ですから、TVなどで、幽霊が存在する、悪霊がつくなどといっている番組見ないことにしています。私の中ではそれは存在しないものだからです。

そういう私も、若い頃は幽霊を信じていたのも事実です。
体から自分が抜け出るような、幽体離脱と言われるような体験もしました。
自分が、信じられないような感覚、経験をし、どうしてそれが起こったのか説明できない現象があるのは確かです。しかし、全てが幽霊、神様、怨霊の仕業のせいにするのは間違いです
それは、Mr.マリックさんがやっている超魔術と同じです。種がわからなければその起こったことを説明できないのと同じなのです。
起こったことを、自分で説明できないとき、神の仕業、祟りだといってしまうのです。しかし、その起こったことについても真実は隠されているのです。
それは、もしかしたら3日後に分かるかもしれませんし、一生分からず終わってしまうかもしれません。しかしそこに真実は必ず隠されているはずです。

長々と、魂の存在を語ってしまいましたが、人は必ず死ぬ事を前提に生きていかなければならないのです。
そこには、乗り越えなくてはならない壁は存在しません、有るのは時の流れだけです。

先ほど、魂は存在しませんが、人々の記憶としては、存在します。ですから人が死んで全て無になる事はありません。

死は、恐れるべき事なのは間違いないのですが、きっとそれを受け入れなくてはならない時が来るのは間違いのない事です。
それを受け入れる準備を常日頃から行う必要があるのです。

もしかしたら突然訪れる可能性が有りますがでもそれが幸せな場合もあるかもしれません。
ですがいろんな意味で人の死、自分の死を考えれば、もう少し生きやすい世の中になっているように思うのですが?