病院が生き残る道はどこにあるのか(3)

今、入院病床をもつ病院は、1部の病院を除いて病床稼働率の減少に頭を悩ませています。

10年前と比較して、ベットの稼働率は、およそ20%程減少しています。これは、平均税院日数の減少が大きな要因だと思われます。

この稼働率が今後も減少を続けるようだと、地域医療圏のベット数の20%程度は利用されていないと言う事になります。

以上のことから導かれる結論は、入院設備を持つ病院の2割は必要ないということになるのです。

病院には、医師、看護師さんの必要人数が決められています。もしこのままの稼働率で行けば、人件費は赤字になってしまいます。赤字の病院は、病院を売るか廃業するしかありません。

ここで、何か方策をとり生き残った病院が勝ち馬になるという結論です。そのアイデアは色々あるでしょう。それが上手く行くか行かないかは分からないのが正直なところです。