台風一過の夜空

昨日、やってきた台風は、私の住んでいるところは大きな被害を出さずに通り過ぎていきました。
小学校、中学校は集団下校になったようです。

仕事の帰り、夜の10時の台風の通り過ぎた昨日の夜空はきれいでした。
月が出ていたこともあり、空がすきとおり、浮かぶ雲に月の光が反射して夕焼け雲のように輝いていました。

そしてそのすきとおった空に、明滅する恒星、それを見上げながら歩いているとめまいにも似た感覚におそわれました。

夜空に浮かぶその恒星一つ一つが太陽であり、その周りに地球と似た星があるかもしれないということを想像し、現在自分が踏みしめる大地の余りの小ささと宇宙に浮かぶ姿が思考として広がり一瞬混乱してしまったからでした。

それはもし宇宙に底があるなら、今にもそこに吸い込まれていきそうな感覚です。

もしそんな機会があったら夜空を見上げ想像してみてください。
どこか遥か彼方の何万年、何百万年前の時をこえて生きている宇宙人と視線を合わせることができるかもしれません。