ネット上で、論争が起き、端から見ると「何でそんな些細なことを突っ込むの。大局的に見れば、意見の違いは僅かじゃないか」と突っ込みたくなる。
しかし、論者にとって思想信条が近いためその僅かの違いが返って反論を生むのだろう。学生運動が盛んな頃、目的は同じはずなのに多数のセクトができたのも根は同じに違いない。近親増悪というべきか。
最近その論争も、最初の瑣末な出来事。本当に1文である。ある意味、「意味無くねー」の世界である。反論反撃は、それを遥か彼方を飛び越え銀河系の端にまで飛んでいる状態である。
確か「新しい歴史教科書をつくる会」も内紛だそうです。これも同じ目的を持っていたはずなのに内部分裂を起こしたようです。
目的が同じでも、例えば、顔が気に食わないとかでも意見の相違が生まれるものなので人間てバカだなと思う。そういう自分も、そうなりそうで嫌なのだけれども。