雨上がりの厚別で行われた試合。現地に行けずCSで自宅観戦。
試合開始早々、お互いにロングボールの応酬で始まる。心なしか柏の動きが悪い。札幌も相手の出方を見ながらのスタートとなった。
そして前半半ば、フッキ選手がドリブルで持ち込み、石井選手にパス。そしてそれを落ち着いてシュート。これが見事に決まり札幌先制。
前節もそうだったが、シュート時に力みが無くなり、良いコースに蹴れるようになった。一皮むけたようだ。
その後も札幌が攻勢に出るが、追加点が取れず。そして柏にペナルティエリア前に持ち込まれミドル。これを林選手が触れず。同点。アッサリ追いつかれてしまった。
何時もなら、ここで士気が下がるのだが、ここ最近勝利を得ている為か、動きに落ち着きがある札幌。今日は、期待できそうである。
そして、前半も終わり近く、ボールを持ち込んだフッキ選手の足を、柏の選手が引っ掛けてファール。ペナルティエリア内だったので、PK、これをフッキ選手が落ち着いて決めて勝ち越し。
前半終了。
後半開始。札幌の選手の動きは良いが、西谷選手だけが明らかに動きが悪い。前節足を痙攣させて途中交代したが、それがまだ回復していないようだ。
こういうときは、休んだ方が良いように思われるが、かえって、適度な強度で走った方が、回復が速いし、段々走れるようになってくるものである。 頑張れ西谷。
そして、西谷選手が和波選手と交代。その直後、フッキ選手が、柏の選手と接触してイエロー。今日2枚目のイエローで退場。これは、ビデオで見ると倒れるほどの接触は無い。明らかに審判の誤審である。
結果、残り20分を一人少ない状況で戦うことになる。
攻める柏、何度か決定的なチャンスをものに出来ず。札幌にとってはヒヤヒヤの連続。 しかし何とか、柏の攻撃を凌ぎ切り、札幌の勝利。
ここに来て、柏が落ちてきそうな予感。開幕の頃から比べると選手がだいぶ入れ替わっている。それがチームの連携を落しているのか。
今年は、去年の京都、その前の川崎のような、ブッチギリの優勝は無さそうな気配である。
今日のような勝ちを拾っていければ、札幌も最後まで期待をもたせてくれそうである。
気分の良い勝ちゲームであった。
