病気

腫瘍などができ病院に掛かる人の半分以上が既に進行癌である。その残りが早期癌で見つかるわけである。(この割合は厳密にデータとして抽出したものではない)
 
 この見つかり方も、偶然健診で見つかった場合や、何かのケガまたは内科的疾患の検査の際偶然見つかるものである。
 
 進行癌の場合、急激に症状が出るものは稀で、徐々に症状として現われるため、本人は何か変だと思いながら、このぐらいはまだ大丈夫という理由で病院に受診する機会を逃してしまう。その症状が本当に我慢できない状態になった場合は、既に転移などが起こり処置ができない状況に陥っている事が多い。

 いざ自分がそのような状況に置かれた時の事を考えればその行動も納得できる部分もある。

 医学が進歩していても、治らないものは治らない。治るものもあるが治らないものが大半だと考えていた方が良い。治る事は幸せなことだと考えてよい。