Thunderbird1.5 にバージョンアップ

以前、何も考えずにversionupするだけでよかったが、1.5にあげる場合、注意しなければいけない点があったので注意点を書くことにする。
 もしあなたが、何も考えなく1.5にversionupをしてしまったなら、最初に起動した時びっくりするだろう。メール本文は表示されないし、メニューをクリックしても何も表示されないのだから。
 
 そのため自分の場合、仕方なく、versionをもう一度、1.07に戻して使うことにした。
 
 しかし、その後メールのバックアップを取る必要があると思い、色々方法を探しているうちに、またthunderbird1.5のページに行き着いてしまった。そこでもう一度インストールを試してみることにした。以下は、その時自分が行った方法を箇条書きにしています。スムーズに終わったように見えますが、実際は、色々試行錯誤しています。

*ここから先は、自己責任で行うことをお願いします。

1.まず、今までのメールを保存する。場所は、「C:\Documents and settings\×××\Application Data\Thunderbird\Profiles\defaultの中に数字の羅列されたファイルがある。(×××にはあなたのログイン名が入る。フォルダ名は、個々に違うので自分の設定に合わせる。

2.念の為、旧バージョンをインストールしたフォルダ(C:\Program Files\Mozilla Thunderbird)も会わせて名前を変えて保存する。(上手く行けばこれは後で削除する。)

3.コントロールパネルのプログラムの追加と削除から、thunderbirdの古いバージョンを削除する。

4.ダウンロードしてきたthunderbirdのsetupを行う。これは、普通に行って大丈夫。

5.インストールが完了したら、thunderbirdを起動するにチェックが付いていると自動的に起動するが、この時点では、以前のプロフィルが残っているので正常に起動しないので一度終了する。

6.タスクバーの「スタート」から「ファイル名を指定して実行」で、thunderbird -pと入力し実行。

7.「Thunderbird -ユーザープロファイルの選択から、「新しいプロファイルを作成」を選び、適当な名前のプロファイルを作成する。ここで、ユーザー設定、ブックマークやメールの保存先を以前使用していたプロファイルのフォルダを指定し、そして、thunderbirdを起動のボタンを押して起動。
(実際必要なのは、MAILフォルダだけ)

8.pop、smtpの設定を確認、適宜変更して終了。

9.以前のメールデータやフィルター設定を戻すため、1で書いたProfilesに移動すると、先程作成したプロファイルが出来上がっている。

10.thunderbirdを起動すると、以前のバージョンで保存していたメールデータを無事表示できるようになる。

以上の部分は、自分で試行錯誤した部分もあり、各々の設定で違いがあるかもしれない。また、アドレス帳は、あらかじめCSVなどでエクスポートしておく必要がある。

以上、きっともっとスマートな方法があると思います。でもそれが見つからなくて悩んでいる人が居ればこの情報を参考にしてください