字面から言うと何となく大した事がなさそうな感じを受ける。更に、症状が下痢なのでこれまた余り脅威を感じない部分である。
しかし、字面の何となくノロそうな印象とは逆に、やはりこのウイルスに対しては慎重さをきさなければならない。症状の下痢は、脱水と栄養摂取を妨げることになる。当然病気の人がこれに感染すれば、状態が悪ければ死に至り、更に症状の進行を進める事態に発展することになる。
健康な人が感染した場合、短期間で症状は改善するが、その体で増殖されたウィルスは、更に感染者を増やすことになる。例えば感染者が病院に入院した場合、そこに入院しているのは殆どが体力が弱っている人だから被害の拡大を生んでしまうことになる。
後問題なのは病院が本来病人を隔離して病気を治す場所なのであるが、それができない点である。毎日、多くの外来患者が病院を訪れ、更に多くの職員が仕事のために出入りする。更に見舞い客、業者なども訪れる。
病院は唯でさえ危険性をはらんでいるといえる。良く考えてもらえば解ると思うが、病気を持った人を集める場所でも有るのだ。
病院に訪れる人は、今の時期、必ず手洗いを厳重に行い、もしせきなどしているのならマスクは必携です。くれぐれも自分本位で考えることなく訪れて欲しいものです。
