朝見た夢

夢判断ではないが、決まってみるパターンの夢というのがある。自分の夢もパターンがある。

 それは必ず、高い場所にいてそれから脱出するパターンである。

 例えば、ビルの高層の壁のわずかなくぼみに立っていたり、高い山の岩場のふちをロープを使わず移動していたりである。
 今朝見た夢は、パークゴルフに行っているのだが、そのスタートが山の頂上に有るのである。そこまで行くのに、ふもとから頂上を目指す芝生ではなく、カート道路のような道を行くのである。そこでお決まりの、困難な方へ向かうのである。
 最初は芝生の上にあった道がどんどん険しくなり、しまいには、その山の左側に有る断崖の方へとずれていくのである。道は地面から、今にも壊れそうな金属の網になり更にはそれさえも途切れ針金と鉄パイプでできた道を進むのである。
 
 そして終点に来たときには、足元に何も無く手がかりは岩に張り巡らされた一本の針金を握っている。もうそこは、スタート場所で、崖の丁度上では、スタートを待つ人の声が聞こえてくる。腕の力で体を引き上げようにも、自分の腕力では体を持ち上げられず何度トライしても駄目で、下を見下ろせば、何故こんなに高いというような深い谷があり、下を川が流れているのである。

 針金を持つ手はしびれ今にも手が離れそうである。そして、自分ではそうしようと考えていないのに夢の中の自分は体を空中に放り投げるとその反動を利用してムチが帰るように体を崖上に放り投げることに成功したのである。

 そこで目が覚めたのである。そして、夢である事を確認して又眠ってしまった。

 今日は運良く危機を脱出できたが、今後脱出に失敗する事があるのだろうか?

 というわけで、夢の話に戻るのだが、このパターンの夢は良く見るので、夢判断で自分流に解釈すると目の前にやらなきゃならない事があるときに見るのだろうと思う。そのやらなきゃならないことが、人生の重大事であったり、何かの会合の準備、仕事の事など、事の大きさには関係しないようである。

 まあ、見るのが全て夢の中の出来事であるので、ケガをしたり死んだりはしないが、夢くらいは、絶世の美女と一夜を共にしたいものである。