雪まつり

明日から、札幌雪まつりが始まる。近年は、日本からだけではなく、台湾、香港、中国、韓国と、東アジアからの観光客が増えている。
 逆に、地元の人は、期間中は混雑するからという理由で敬遠したり、雪像は、開幕前の日曜日、月曜日に見に行く人が多いのではないだろうかと思う。

 この祭りは、札幌にとって、冬の期間の大切な観光資源であるから大切にしなければならない祭りである。自分も、人ごみはきらいだが、あの雪だけで出来た雪像には大いに感動する。あれを作るための努力は大変なものである。最近は自衛隊員の協力も縮小されてきており、大きな大雪像を作るのも大変であろうと思う。

 ビルの谷間にそびえる雪像だが、如何せん周りのビルが高すぎるきらいがある。あれがもう少し低ければ、あの雪像の巨大さが強調されるのだが残念である。地下街があれだけ発達したのだから、もう少し地下を有効利用する方法を取れればと思う。

 大通りは、札幌の顔であるため、大きなビルが立ち並ぶのは仕方が無いとは思うが、もう少し景観に配慮した地区にする必要があるのだろう。
 もし、今後景観に配慮でき、周囲の建物を少なくできれば、あのビルの谷間にある札幌時計台を移築するのも手だろう。
 そうすれば大通りがもっと引き立ち、観光の名所になると思うのだが、あの大きさだけでも贅沢なのかもしれない。

 雪まつりに、多くの人が訪れ、札幌や北海道の良さを多くの人に経験していただきたい。