「女性は産む機械」もしかして?

この話題に関して少し書く。

 そもそも、産む機械とものの例えとして表現した事実に関して、あれは、酔っ払ったオヤジや仲間うちで話す時の表現だと思う。少子化対策を行う責任者として言葉を発する場合言葉を選ぶべき事柄であった。

 そもそも出産とは一種神秘的な・・・

 などと書き出すと、取り留めなくなってしまうので、割愛。

 それでも、世の男性の多くは、そろそろ幕引きをしたらと思っているのは事実。例えれば、職場でセクハラまがいの発言をした男性が、それを聞きとがめた女性陣に周りを取り囲まれ吊るし上げを食らっている状況である。
 さらに悪いことに、その原因を作った社員は、口では「申訳ありません」といっているのだがその態度が余りにも心がこもっていない状況で、話すたびにまたその言葉尻を捕らえられ更に女性人の反感を買うといったような状況である。
 その社員の上司も、「まあまあ、許してやってよ、仕事が出来る奴なんだから。」とその社員を庇う発言も無視され、相手にされない状況である。

 そのため、周りの男性人も遠巻きに眺めながら、燃料を追加するもの、訳知り顔に「オレは女性の味方だもんね。」的発言をする奴。その件の社員や上司に常日頃不満を持っている奴はここぞとばかりに「謝れ」みたいな発言をする奴がでて大騒ぎになってしまい1週間がたった位か。

 感想は、周りで遠巻きに何も発言しない男性社員は、「そろそろ終わりにしたら、仕事できないよ」という所まで来た。
 そろそろ、この騒ぎも周りが疲れてしまったのでお互い不満を持ったまま解散という状況である。この先、又件の社員や上司が不適当な発言をすればその不満が更に爆発するのは間違いない。

 これは、職場での危機管理の応用問題でもある。いつ何時このような状況に自分が陥るかもしれない。その場をどのように対処するかで、事態は変る。

 このような場合、謝罪はもちろんであるが、言い訳は得策ではない。その場合むしろ潔く頭を下げるべきだろう。その後、自分の本心は別であった事を証明するしかない。

 この場合であれば、少子化対策を行う抜本的な方法、改善策を早急に公開することだろう。それが、本当に素晴らしいものであれば発言した事実を緩和させる効果があるのだろう。

 少しもったいなかったのは、国会開始から時間を浪費したこと、この時間本当は、国会議員の金の有り方を問題するべきだったはず。その勢いをそがれた印象がある。今回の件が起こった事で、スネに傷を持つ国会議員達(与野党を含め)は安堵の息を漏らしていることだろう。
 もしこれが、国会議員の計画的な陰謀であれば、恐れ入ったものである。まさに知能犯。
 そもそも、この発言の出所があやしい。計画的にマスコミにリークされているかもしれない。偶然かもしれないが、それを利用し、各マスコミに情報を流し、更に一部の国会議員を巻き込んで大騒ぎさせたのかと勘繰れるのではないか。

 影で、騙されている国民を見て笑っているかもしれない。