ハケンの品格を見ての感想

日本テレビのドラマハケンの品格を初めから見ているのだが、段々ストーリーが破綻、ご都合主義化している。
 最初から、このドラマの本質はコメディーなのだから、興味を持たせられればどんな筋でも構わないつくりなのは承知している。あのようなスーパーな派遣社員は存在しないはずだから。

 で、ここまで見てきた感想は、結局、派遣も社員もダメな奴ばかりと言いたいのか、或いは、「こんな会社ネーヨ。」と余りマジにとらないでね。と言いたいらしい。

 ドラマとしての質など誰も気にしていなく、その場その場でおもしけりゃ良いだろう的な安易な作りに走っているように感じる。

 だから最近の作りに、面白さを感じなくなってしまった。このまま超特急で話は進んでいくのだろうが、最終的にはスポンサーがらみで、派遣の正当性を視聴者に訴える作りで終わるのだなと思う。

 まさかこのまま、派遣も正社員も最低で良くあの会社がつぶれないねと言う演出のまま最終話を迎えたら大したものだと思う。