冬の嵐

北日本は、全般に暴風域に入るはずだったが、自分が住んでいる地域は、青空が見えている。更に風も強くなく何か拍子抜けした感じである。

 他の地域の様子はわからないのでもしかしたら大変なことになっているのかも知れないが、このまま低気圧も通り過ぎるのではないだろうかと思っている。

 それだから天気予報は難しいともいえる。昨日の予報と今日の予報が違うことは少なくない。

 天気予報は80%以上の確率で的中しているが、それを詳しく見ていくと局地的に何時に雨が降るなどの的中率はさほど高くない。その辺りが天気予報当たらないなと言われる原因であろう。
 大気が安定していれば、天気予報は外れる事は無い。外れるのは大気が不安定な状況が続く時である。その場合、どちらに転ぶかコンピューターでも予想が付かないし、さらに局地的な地理上の要因が加わってくるからである。

 しかし、やはり予報と言うものはそれに備える意味でも大切なことである。今後地球温暖化にたいして益々、大気の不安程度が増し、何が起こるか予想が付けにくい状況になっていくだろう。それが腕の見せ所かもしれない。気象予報士の皆さん頑張ってください。