小沢一郎

小沢一郎議員の事務所費の公開。

 彼は、岩手での生れで無い事を今回始めて知った。(by wikipedia
 父親が国会議員で岩手県を基盤にしていたので、当然岩手で生まれたのだろうと勝手に思っていた。
 実際は、東京生れ途中岩手県に戻りまた中学からまた東京に戻っている。しかし、その風貌が垢抜けないため田舎生れの田舎育ち、そう田中角栄と同じだと思っていたのである。

 きっと、あの精神は親譲りなのだろうが、もう少し地に足についた行動をとっていれば、あのまま自民党で総理大臣になっていただろう。そこが育ちのよさで少しもろい所があるのかもしれない。まあ普通の人のところもあるのだろう。

 本題の事務所費。相当な額が事務所費用として使われた。確かに賃貸の事務所を長年借りるのと、事務所を所有し30年維持した場合、費用的には余り変らないかもしれないが、判断に迷う所である。
 本人はやましい所はないとし、領収書まで添付したのであるからもしそこに不正があった場合相当なイメージダウンは必死である。
 更に、自分の資金管理団体と念書を交わし、小沢氏自身にその権利が無い書面を提示したらしい。その原本を見ないと解らないが、建てた当時に念書を交わしたとは俄かに信じがたい部分がある。

 
 政治に金は付き物で、大物政治家は、清濁合わせて飲むと言われている。それが国を背負って立つ男と言うことらしいが、国を背負っている政治家が何人いるか疑問である。
 自分の思いだけで、他人の評価が得られなければ、ほら吹きと同じである。

 
 事務所費の公開。自民党はどうするのか見ものである。相当、小沢氏のことに関しては、調査しているだろうから、今回の公開に対して、色々な情報をマスコミを通じて流してくるだろう。
 さらに、どのようにするにせよ今回の件で自民党議員がどのように情報公開するか?
 はたまたしないのか?というところだろう。

 しかし、何か今回の公開が淡々と行われ、マスコミがいつもより静かなのが気になる。関西TV、フジのやらせ問題から、各局首根っこを押さえられているため、思い切った政治批判が出来ないのだろう。
 
 それにしても今後の動きに注目である。