8月10日

自民党もおかしな政党である。世論が安倍政権に批判的と見るや、党内から安倍下ろしの声が沸きあがっている。
 とても一枚岩の政党と思えない様相を呈している。傍から見ている方は不思議な感覚である。

 丁度これは、文句を言おうと思った相手が目の前で身内から散々怒られている現場を見せられているようなもの。こちら側の怒る意欲がうせ、却ってまあまあと仲裁する側に立ってしまうようなものである。
 きっと自民党の国会議員も、安倍さんの顔では衆議院選挙は戦えないということなのだろう。でももし安倍さんがやめるといってついでに衆議院を解散したらどうなるだろう。 それはそれで大変な騒ぎとなることだろう。

 国会議員の腹のうちは、安倍さんに選挙の責任をとって退陣してもらい、次の自民党の顔で選挙を戦いたいに違いないのは明白である。
 ただ、次の顔を引き受けるものが居ないというのが現実だろう。きっと有力者は、次の衆議院選挙に負けて、自民党が政権を失うときの総裁に名前が残るのは不名誉なことだろうから。
 
 
 北海道の南に前線が残り、相変わらず曇り空で時折雨の降る不安定な天候が続いている。昨日も書いたが、そのせいでじとっとする空気は変わらない。本当に洗濯物が乾かない日が続いている。
 今週末は、帰省のピークといわれているが、この蒸し暑さの中移動するのは大変なことである。
 くれぐれも、車を運転する人は安全に注意して運転して欲しい。