亀田一家

今回の騒動、試合を見るとTBSを利することになるので見ないようにしたが、その後、結果を聞くとことの顛末を知りたくなり、youtubeで映像をあさってしまった。

 あれだけ衆人環視の中で、堂々と反側行為をされては、バックのTBSも擁護はできなくなってしまった。それが今回の結果と言えよう。

 それにしてもあの亀田3兄弟の体型は見事に鍛え上げられている。そのことに関してはお見事としか言いようがない。それを差し引いても、あのボクシング技術のつたなさは半端ではない。あのスタイルで世界ランキングに勝ってきたのだから八百長と言っても差し支えないだろう。

 確かに、今までもボクシングの試合の判定に関しては疑惑のものが多々あった。そういえば、今回解説した解説者の一人の試合も判定に疑惑があったことを思い出した。その試合も、確かTBSが放送していたような気がする。更に番組でやらせが発覚したガチンコファイトクラブもボクシングでTBSであった。本当にTBSは・・・

 昨日の謝罪会見、亀田父の言動は言わされている、或いは自分が納得していないのに上のものに言わされていると言う雰囲気がありありだった。亀田次男も嫌々連れ出されふてくされていただけのように見えた。
 周りの大人に翻弄されて可哀想という意見もある。しかし、あの態度は、ほとぼりが冷めればまた好き勝手やってやるという気持ちを必死で抑えていると言った風情である。
 あの年代は、自分のプライドを傷つけられることに抵抗を感じる世代である。他の世代でも言えるが、あの年代はそれが人生を決めてしまうと言っても過言ではない。
 きっとはらわたが煮えくり返るくらいの気持ちであっただろう。

 亀田父と3兄弟は、それぞれ別の道に進むべきだろう。あの父の教育が3人の運命を決めたと言ってよいのだが、ボクシングは続けても将来は無いだろう。もし他の道に進むとしても、父親と決別することは必須条件だろう。

 それにしても、小さなときからボクシングの道に進むことを強制され今まで歩んできたわけだが、これからは自分で決めた道をあゆむべきだ。それができなければ、真っ当な人生は歩めないのではなかろうか。