角田参院副議長辞任

不明朗な会計処理を行った事の責任をとって辞任

 まるでお笑いである。この件、事務所費への不正な付け替えにより辞任した大臣につづきまるでドミノ倒しのように次々と辞めて行く。

 この件、参院の副議長を辞任しただけで、国会議員を辞めたわけではない。そのため、政党の勢力図に変化は無い。

 まあ、予想通りの展開で、このような美味しい話が、他の国会議員が知らないはずは無い。これを監督する総務省も、ノーチェックで支払いをしていたわけだからこれほど上手い話は無いからである。

 民主党は、この件で方はついたとし、今国会中は、他の大臣に対して追及していく予定らしいが、途中で有耶無耶になりそうな予感。せいぜい政治資金規正法の論議を始める事で手打ちになるだろう。そして、当分議論だけ続け、忘れた頃に又ザル法を作っておしまいということになるのだろう。政治に素人の自分でも予想が付く結末である。

 それにしても、小沢さんの運の無さが最近続いている。小沢さんの絶好調も40代までで、その後、パッとした実績が無い。今度又、健康の面と、自分の事、そして党員のこととスキャンダルが目白押しではもうもたないのでは無いだろうか。

 あと、自民党。この党はこれでも何となく続くのだろう。もし危ういとすれば、党内の分裂位か、それも今の自民党にその様子は無い。安倍政権もこのまま低空飛行を続けながら長期政権になる可能性もでてきたかもしれない。
 よくこうまで国民に、政治不信感を募らせておいて国が持つこと自体が不思議な感じである。政治家がこれで日本の企業も駄目で、どこに今後の景気の浮上の兆しがあるのかそこが知りたい。