平和

戦争が終わり既に60年以上経ち、日本は平和である。

 そのため指導者は何を求めるか?

 それは、敵である。或いはライバルである。

 小泉首相は、その点で上手かった。郵便局であり、自民党であったりである。また、自分に対しての非難は無視した。
 安倍政権に変り、何を持ってきたか?

 日本国憲法の改正と教育である。それは越えようとするハードルにしては、反対なのか賛成なのか曖昧であり、自分の意見を持たない中間層には心に響きにくいものであった。

 そしてもう一つの敵が、北朝鮮である。これまたきわどい部分に挑戦してしまった。相手は良く解らない独裁国家である。突っつき所が悪ければ何をするかわからない国家である。間違えば、危険この上ない。
 だから、そっとしておきたいと言う気分が一般人にはある。

 平和だから、国民を纏め上げる事は難しいことである。お国のためという絶対的スローガンに乏しいからである。そのため、国会議員、役人、民間企業合わせてやりたい放題である。

 この先どんどん平和ボケし、国際社会から良い様に扱われていくような気がするのだが、どうだろう。

 だからどうすべきか、少し考えてみようと思う。