タミフル

インフルエンザの流行と共に、こういうニュースが報じられた。
 鳥インフルエンザの流行もあり、タミフルは国家備蓄される重要な物資になりつつある。その薬の副作用なのかと思わせる事件(事故)である。

 この薬の副作用なのか、実際わからない。確かに因果関係を調べにくいのは事実である。しかし、もしこれが事実としたら、今後インフルエンザの流行と共にこういう事故が増える可能性がある。

 薬には思いもよらぬ副作用を起こす事がある。その副作用の確率が低ければ、その用法に関しては慎重に投与する事で事故を減らせるが、もしその確率が高ければ未成年者の服用禁止などの処置を取る必要があるだろう。
 
 今までも薬による副作用報告は数知れず。薬に副作用が無いものは存在しないといってよいほどである。もし、副作用が存在しない薬が有るとしたらそれは水か空気の類だろう。

 今回の件、製薬会社や国も因果関係を認めていないが、タミフルの大量消費国である日本であるので是非とも慎重な調査を行って原因究明に努めて欲しいものである。