腰痛

最近また腰痛に悩まされている。この症状の原因は、椎間板ヘルニアである。
 
 そもそもの原因は、高校の体育授業のバスケットのジャンプが原因であった。その時は、安静にしているだけで症状は消態し暫く症状は無かったのだが、その後社会人なってから重いものを移動した時に症状が復活してしまった。

 それからというもの徐々にその症状の出現のサイクルが短くなり現在に至っている。

 この病気も、人類が2足歩行を始めたからといわれている。そもそも人間の脊椎は、四足歩行していた動物を無理やり立たしたような状態である。そのため骨盤と、脊椎が引き伸ばされたような形となり、腰に負担が掛かる形になってしまった。
 そのため、何か重いものを持ち上げようとしたり、何かを振り回したりする時に腰に力が加わり、丁度脊椎骨との間の緩衝材である椎間板に無理な力が掛かる結果となる。

 この状態は、安静にすれば落ち着くものの、神経は常に圧迫されやすい状態にある。そのため何らかの力が加われば容易に神経を圧迫することになってしまうのである。

 このような状況になってしまえば、治療法はもう手術で原因を取り除くしかなくなる。
 
 年を取るということは、それだけ体に負担を掛けて生きているものだという事が実感させられる。
 プロスポーツ選手のように極端に体をいじめてきたわけではないが、それなりにガタがきている。自分の体もそう長くは無いなと実感させられる出来事ではある。