「ザ・モップス」のボーカルでその後俳優業をなされていた、鈴木ヒロミツさんが亡くなられた。
60歳と言えば、自分も30代の頃、もし寿命が60歳なら丁度半分の人生を生きてきたのだと思い、またその生きてきた時間を残り過ごすのだなと思ったものである。
自分の区切りにしていた年齢である。
鈴木さんは、グループサウンズ時代、そのルックスからアイドル的存在ではなく、周りから親しまれる存在であった。失礼な事を言えば、あのルックスでもカッコ良く歌えるんだと勇気付けられる存在であった。その後、俳優としても親近感を覚える存在であった。
人が死ぬのは当然の事で何も不思議な事は無い、更に言えばエスカレーターで上るように目的の階に到着すればひとりでに降ろされる。人生とはそういうものだと改めて思わされる。