あのホリエモンの事件、実刑判決を言い渡された。
このような経済犯罪の内、比較的似ているのが、リクルートの江副さんの事件である。あれは、親しい人に自社の優先株を贈賄し、その中に政治家が多数含まれていた事での罪であったと思う。
その時の、江副さんは正に経済界の新興勢力であった。正にこれからもっと社業を発展させるための薬のようなものだったのだろう。
しかし、それでも執行猶予がついたが、堀江被告の場合、実刑判決となった。
これが重いか軽いかである。これから損害賠償等の裁判を控え、実刑判決は重いように感じるがどうだろう。
今回、日興コーディアルの粉飾決済が、東証で上場廃止に成らなくて、ライブドアが速やかに上場廃止される。
何か日本の仕組みの不味さが露呈したといって良い。この辺り上手く調節機能が働き一般の国民の納得のいくような説明がなされないと、国民の中に不満が起こることに成ると思うのだが、エライ人はそこまで考えてはいないのだろう。
或いはそこまで考えられる人が日本のトップに居なくなってしまったのだろう。