山形 vs 札幌

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 曇り空の中のスタジアム。北海道も曇り空だが、山形も同様である。

 試合開始早々札幌に勢いがあった。ホームの山形は様子見か少し出足が遅い。その中札幌の前線のFW2枚に開幕以来の出場のカウエ、西谷選手が絡み攻撃を続ける。しかし最後のフィニッシュが打てないあるいはゴールマウスを捕らえられない状況が続く。そのうち札幌も攻め疲れから、選手の距離が開き始め山形にボールを取られ始める。この辺り水曜日から中3日しか開いていない札幌の選手にとってスタミナが問題があるかもしれない。

 何回か連続してあった山形のCKを防ぎ、札幌の反撃、西谷選手がペナルティエリアにボールを持ち込むとたまらず山形の選手が足を引っ掛けファール。
 そのPKを西谷選手が決め0−1。そのまま前半は終了。

 はじめてみた山形。札幌と同様足に早い選手がいない。そして守備から入るチーム。このような相手は札幌は得意だろう。札幌の苦手の相手は、GKとDFの間に足の速い選手が飛び込んでくるチーム。

 相手がロングボールを入れてくるだけだと。長身のDFが跳ね返すだけで良い。更にブルーノの加入がDFラインを落ち着かせていてくれる。

 後半は、20分位までは、札幌が攻める。しかしやはりフィニッシュが無い。前線で守備をしていた中山選手に変えて相川選手投入。しかし、ほとんど消えていた。一度抜け出したのをダヴィにパスをし、もう一つはスルーをしたが、あれは積極的にいかなければスタメンは無理ではないか。見せてくれなきゃ。

 山形は、臼井選手が入ってから前掛りになる。それを札幌DFが上手く捕まえられなくなりチャンスを与えてしまうが、山形がことごとく外してくれて無得点に抑える。
 最後は、いやらしいボールキープで試合終了。

 0−1で終了。

 この勝ちは、札幌にとって大きい勝利。この戦い方ではJ1に昇格しても残れないかもしれないが、それはJ1に行ってから考えれば良いこと。今は、上位に食らい付かなければチームの存続も危ない。(負けイコール観客減に繋がる)

 前節、引き分けでまた勝てなければ、また下位に低迷する恐れがあるわけで、次も勝利を目指して頑張って欲しい。少しこれから厳しい相手が続く。まあ、実力的にそれほど全チーム変わらないわけであるから、一戦一戦やはり取りこぼしを少なくするしかない。