ヒレンジャク

最近まで毎朝、バードテーブルに餌をついばみにやって来たヒレンジャクが昨日の朝から来なくなった。とうとう北に渡っていったのだなと思う。
 
 一時期群れからはぐれてしまったかと思っていたのだが、無事に飛び立ったのだろう。いつ居てしまったらどうしようかと要らぬ心配をし、餌台の餌を欠かさぬように気をつけていたので、居なくなった事が少し寂しい気持ちもする。

 ヒヨドリは、そのヒレンジャクの群れのあおりをくい、餌台に近寄れなかったが、そのうち又戻ってくるだろう。
 
 次はカワラヒワが飛んでくる季節である。カワラヒワは、名前が似たヒエやアワを好んで食べるので、今度はそちらを用意する必要がある。そうするとスズメも寄ってくる。

 色々な鳥が姿を見るのは楽しい。ああいうものは見ていて飽きないのは何故だろう。何故かほっとする。後何か自由を感じるのだよな。自分も鳥に成りたいだとか思ってしまう。きっと鳥なりに餌を探したり、天敵に怯えて暮らしたりしているのだろうけれど。