愛知の拳銃事件

事件発生から、29時間もかかり解決した事件。

 警官の犠牲者も2人出て、余り良い解決とはならなかった。事件を遠目に見ている外野は好き勝手なことを言い始めるのが常なのだが、それにしても拳銃の所持がアンダーグラウンドの世界では常識になっているのだと言う事が実感させられた。

 今後おきる凶悪事件は、常に犯人の手に拳銃が握られていることになるのではないかと思わせる。それ程、日本は安全では無いよという認識が広まったことになる。

 今後、日常は普通の生活を送っている市民の中に銃器は入り込み、そして日常の生活が破綻したときそれを持って凶悪犯罪を起こすと言う、映画の出来事と思っていたことが普通に起きると、それが、日常の生活をしづらく変えていくのだなと思う。例えば些細な喧嘩でも、相手が銃を持っていれば簡単に殺人事件に切り替わってしまうし、物取りでも犯人が銃を持っていれば、簡単に殺されることになってしまう。

 今後も、目に見える銃による犯罪が増えれば、国民の中にも、アメリカのように護身用の武器を持つことを要求するグループが湧いてくるに違いない。そして、自分の身は自分で守るしかない世の中に変わっていくのだろか。