今日の北海道は、朝から雨が降り続いている。そんなに強い雨脚ではなく、小雨程度の降りである。

 そんな1日の始まりを少し頭に浮かんだ雑感で始めたいと思う。

 参議院選挙も終盤、新聞には各立候補者の情勢を伝える記事が載っていた。厳しいと予想される人はそれぞれ終盤に掛ける思いは強いものだろう。
 
 今の連立政権は、自民と公明だが、選挙時期に近づくにつれ公明党の組織票頼りの自民党候補の話が出てくる。
 公明党は、法律的に認められた政党であるから何も問題は無いはずである。しかし、公明党の支持団体である創価学会は宗教団体である。ただし公明党は政教分離を言っており列記とした政治団体で全く創価学会の影響は受けていないのだろう。

 だから、自民党が公明党の支持を受け、創価学会員が組織的に選挙運動にかかわったとしても問題ないし、他の宗教団体も少なからず支援する政党があるのだから創価学会を問題にすることも無いはずである。

 世界には、キリスト教を名前に付けた政党も存在するわけであるから、日本でもそれが認められても良いはずである。

 しかし、それが問題があるとすれば、宗教が国の政策に影響を与えることである。自分達の信じる教えが全てで、国民全てがそれを肯定する必要があるというような状況に陥らないかと言うことである。

 宗教と政治はその位置関係が難しいと言わざる終えない。

 
 北海道では、今高校野球の南北大会が行われている。番狂わせがあったり順当に勝ち進んだりと興味は尽きない。やはり自分の地域の代表が活躍するのはどんなスポーツでもうれしいものであり、負けてしまうと残念であるが、今後北海道の代表が甲子園に出れば応援したくなる。何時までもその気持ちが無くならない。

 上に述べたように、全国大会で地元のチームが活躍するのは非常にうれしい。高校野球は別格だが、他にも駅伝やサッカー、ラグビー、バレーボールなどが全国放送でその様子が伝えられる。そしてそこに写る若者の姿は自分の青春時代を思い出させてくれる。

 その影に何やら大人の思惑が見え隠れし、更に色々な事件があるのだろうが、映像はそれが全く無い上澄みだけを放送する。誠に見せる技術の成果かもしれない。
 
 もしかなうのなら、もっとドロドロした世界も奇麗事だけの映像だけではなく見せてくれたら興ざめするだろうと思う。

 例えば、甲子園に出てきた高校の紹介に、「この高校のベンチ入りメンバーは、全て特待制度で集められ地元出身者はいない。また、毎年在校生の半分は退学し、暴走族、暴力団等に所属するものも多数いる。」というネガティブな話題を提供しないだろうか。
 まあそんなことをしたら抗議の電話が集中し、放送が出来なくなることは請け合いである。
 

 でも、どうなんだろう、美化することが当たり前と言う日本の風潮は、何でも臭い物に蓋状態で、何時かはその蓋から汚物がはみ出して来るだろう。

 それを又取り繕うことで、永久にその汚物を片付けられないと言うことになってしまうのではないか。

 暴言失礼。