南北海道大会の決勝戦が円山で行われているのをTVで見ていた。
高校野球を見ると夏が来たと言う感じがする。高校野球は春もあるのだが、やはりイメージは夏である。セミの声がこだまする炎天下のもと黒い土のグランドが目に浮かぶ。
試合は、駒大苫小牧が本大会の出場権を得た。
TVで見ていて気になったことは、高校球児の眉毛である。見事に細く整えられていた。これは悪いと言うわけではない。やはり高校野球をやっていても若者である。
選手達の年代の若さとそのイメージが細い眉毛にあるのだろう。
自分としては、球児が金髪でも、長髪でもいいとは思う。ただ日本人が金髪などが似合わないだけで、まあ美観の問題かもしれない。
そういえば昔、剃り込みを入れて出場した時、高校生らしい姿と言うことで問題になったことがあった。その頃の自分も、やはり見た目が気になり格好悪いと思ったものだが、今の年になり、それもまた試みとして面白いんじゃないのと考が変わってきた。
きっとその高校の指導者もその姿で負け、格好悪い思いをしてもそれも経験だと思ったのだろう。
奇をてらった姿は、勇気がいる。もしそれで負けようなら批判も受けなければ成らない。それを跳ね返すには勝利しかないからである。
そんなことを思いながら見ていた。しかし、若者たちが汗を流し頑張っている姿を見るのは少しくすぐったい思いになる。自分のあの時代に姿を置き変えるからなのだろうか。