テロ対策特措法について、安倍さんは、ブッシュに協力を約束してきたらしい。これが、どのような効力を持つか不明であるし、それがどのような約束なのか詳しい情報は無い。
しかし、その後のニュースでは、今国会で法案の延長が無ければ内閣総辞職、衆議院解散という流れがもう決まったらしい。
対民主党という争いの中では、もう流れは、衆院解散総選挙というのは間違いない。それがどういう結果になろうとも。一部に、別な法案を提出し、何らかの形で肩代わりしようとしているようだが、今の状況で民主党もそれに賛成するわけには行かないだろう。
もしそうなった場合、政界再編という流れになり、更に政局は混迷を深めることになる。
これも全て小泉政権の反動ということかもしれない。というと何を言うかということに成るが、小泉さんに頭を押さえつけられいた不満が表に飛び出してきたということだろう。すべてについてだ。
それにしても、当の小泉さんは非常に静かである。あれだけ賑やかにされていたのに職を辞した途端その言葉すら聴かれなくなった。それがあの人の身の処し方で潔いということなのだろう。
そのため、ポスト安倍に関して名前すら挙がらないようだが、政界が混迷した場合もしかしたら名前が出てくる可能性があるのではないかと考えている。それこそ自民党的延命策の一つとしてだ。
今までの自民党としたら、何でもありのことをするところがある。今回も、小池さんが大人しくしていれば、小池総理大臣ということも考えていたかもしれない。
何やら、全てのことが小泉さんの置き土産で、すべてが「自民党をぶっ潰す」ために仕掛けられたことだとしたら恐ろしいことである。
