麻生 vs 福田

TV、新聞の話題は、自民党総裁選に移った。

 これから一週間余りはそれが間断無く報じられ、国民はそれを否応なしに耳にすることに成る。好むと好まざるに関わらずだ。

 そしてこのようなblogもネット上に上がることになる。

 さて、麻生氏と福田氏それぞれの主張に違いがあるのか?大まかには無いはずである。もし大きな違いが有れば、同じ政党に所属できるわけは無い。
 もし、明確なものを争点に持ってこようとすれば最終的には袂を分けることになる。、例えば、「テロ特措法」などの対応に違いがあれば政界再編は必死である。

 以前の首相である小泉さんは、その違いを出すため「郵政民営化」を持ってきた。この発想など、違いを出すための論としては天才ものである。
 そのため総裁選勝利により郵政民営化に反対した議員は、党を追い出されることになった。

 さて、それを今回行う勇気が2人に有るかと言うことが今後の自民党の存在そのものに直結することになるだろう。
 それは、先に述べた政界再編であり、民主党が政権を獲ることになるかもしれないということである。

 さて今後の一週間が、自民党の最後のチャンスなのかもしれない。もう一度下野することを覚悟の上論戦を行ってもらえば、外野の身としては楽しみが増えると言うことである。
 翻って、一週間蚊帳の外に置かれる民主党の活動も見ておく必要がある。じっと静観しているわけにはいかないだろう。この間に、民主党が政権を獲ればどのような日本を作るのかを訴える必要があるだろう。
 もしその政策が現実的なもので、自分たちの暮らしや安全が保障されるなら、国民は次の政権担当者として民主党を選ぶだろう。