正念場

人生には色々な正念場が訪れる。そこで自分を試されそして運命が決まっていく。人生を振り返りあの時ああしていればといった思いでも当然あり、あの時の思いが頭に浮かんでくるのである。

 今日土曜日は、コンサドーレにとっても正念場である。前節漸く白星を上げ一息ついたところである。連敗を続け前半戦の貯金も底を尽き、勝ち点は、2位には1点差、3位には4点差しかない。その差が多いか少ないかを感じるのは人それぞれだろう。

 しかし、札幌が終盤にきて苦しいのと同様、他のチームも負けられない或いは勝ち続けないといけないと言う気持ちは同じだろう。ここで負けが続けば、昇格をあきらめると同時に戦う意欲が消えてしまうからである。その中で如何にモチベーションを上げるかが鍵になるだろう。
 そう言った意味で、今試合にかける気持ちが強いのは上位チームと、少しでも去年以上の成績を上げようとするチームだろう。

 今日の福岡は、昇格争いが厳しくなりチームの勝とうと言う意識が強くないように思う。(事実そう願っているのだが)
 また、愛媛、徳島は、却って去年の成績よりも上に行こうという気持ちが強いので要注意だと思う。鳥栖は微妙な位置なのでここも少し有利に戦えそう。京都は、試合の時点で僅差であれば厳しい戦いかもしれない。
 最終節の水戸は、あの戦い方をしてくれるなら有利と思う。

 このように、今日の福岡戦は是非勝利し、次の愛媛、徳島戦を何とか勝ちきれば昇格はかなり有利になる。
 今シーズン何度も訪れる正念場だが、選手たちがこれを上手く乗り越えることを期待している。