凄い無駄をしていたわけだ。

交際費が年間1億円と言う話題。と言うことは、当然これ以上の利益を上げていたと言うことである。
 当然それは何倍の金額になって購入品の値段に含まれていたことになる。多くの防衛省関連の役人や制服組が、ゴルフや飲み食いに使われたお金は、回りまわって国民が支払ってやったと言うことになる。

 これが全てにおいて悪いと言うことではない。常識の範囲で交遊することについて問題にするわけではない。ある程度の情報収集に掛かるお金は必要経費だろう。

 しかし、それが常識の範囲を超えたものでそれは無いよと言う金額なら問題にしなければならない。例えば役人が100万円の接待を受けたために1千万円以上のお金が税金から支払われることになっては困るのである。

 まあ一度接待を受けなあなあになると、どうしても業者に有利な計らいをするようになる。それは今まで生きてきた中で見てきた風景である。

 しかし、今回の出来事。政府の調達関係は相当酷いことになっていると言うのは明らかになってきたのではないだろうか。
 これが氷山の一角としたら、無駄に使われた税金は、年間何十億、もしかしたら何百億くらいになっているかもしれない。
 やはり流れぬ水は濁るということか。