小泉チルドレン

何やら、前回の選挙で当選した小泉チルドレンがやかましい。その言動は、甘やかされたお坊ちゃまの姿に似ている。
 自分たちが他の抗補に比べどれだけ有利な立場に立っているか分かっていない。その一つは、国民への露出度である。マスコミが特別な扱いをしているので他の同じような候補者と比べて有権者への露出度は大変なものである。

 それを分からず、自分たちを切り捨てるな、などと言っていては、他の自民党候補にとって面白くないのも当然である。
 小泉チルドレンは、文字通り小泉元首相が居て、その間、大事に育ててくれたのだから、もうそろそろ巣から飛び出さなければ。

 もう一つはっきりしておかなければ成らないのは、この何年間の成果は有ったのかということである。何もしないで次の選挙に出てもまずいだろう。

 政治家を一つの職業と考えるなら、落ちてしまえば何も残らない人たちにとって死活問題なのは良く分かる。そして就職活動をするのも良く分かる。しかし、本当は、国のため死ねる覚悟で政治活動をやって欲しいと国民は願っているのだけれど、いざと成ったら国民を盾にして生き延びようとしそうで怖いのですが。