4時に起きて考えたこと

最近、睡眠時間が減ってきている。日中眠っているかといえばそうでもない。これも年のせい。

 自分なりにこの年になり考えることは、脳細胞の記憶領域の容量がある程度の域に達したとき、脳細胞は、記憶の整理を始めるのだろう。しかし、人は生きている限り記憶は、コップに水を注ぐように流れ込んでくる。当然ある限界を超えると水はそのままあふれ出るのだが、人間の脳はそういう風にできては居ない。
 
どこかで有益な情報とそうでないものという形で分別される。更に年をとりその作業を繰り返すことで洗練されていくはずである。
 
 といいたいところだが、人間の脳は、コンピュータのようにプログラムされていない。理路整然とした答えをいつでも道美浮き出すわけではなく、時には間違った答えを出す。

 しかし、それでも許容範囲を超えなければ問題はないはず。しかし、どこかでその閾値越えることもある。それは、脳がギブアップした状態である。

 そして、そのノイズのような状況が年をとるにつれて度々起こりだす。たとえばその原因は、微小な脳組織の中の毛細血管が詰まったせいかもしれない。あるいは脳にできた異常細胞(腫瘍)かもしれない。

 そしてその異常さに気付く内はまだ問題は生じないが、いつかそれもスルーされ、いつかアポトーシスを迎えるのだろう。静かに。