箱根駅伝

お正月につい見てしまう番組として、箱根駅伝の放送がある。

 マラソンの放送もそうだが、先頭が刻々と入れ替わりそれを見逃さないようにするため片時も目が離せない。それにも増して、駅伝は、20km程度で選手が入れ替わるため、その先頭争いの入れ替わりは多くなる。

 昨日は、有力校の順天堂大学が下位に沈み、更にゴール前で走者が痙攣し立ち上がれなくなるという映像が流れることになった。

 一区間の距離は、ハーフマラソン程度の距離である。また長距離選手にとって練習に日頃走っている距離である。しかし、練習とレースは様相が異なる。それはライバル達との競り合いである。
 練習でそういった状況を作ることは難しい。アドレナリンは、相手と競り合うだけで普段以上に噴出し、それが気負いとなる。当然体は硬くなり、自然と空回りしてしまう。

 それを想像しながらTVを見ているわけである。