犯罪捜査

夜中に強い雨の音で一瞬目覚めたが、そのまま眠ってしまった。朝起きると既に雨は上がりアスファルトの舗装は乾き始めていた。
 6時過ぎには既に雨が上がり、7時頃には既に空は雲ひとつ無い青空になっていた。

 
 色々な事件が矢継ぎ早に起こり、何時の事件が解決したのかわからぬまま時が過ぎてゆく。
 痴情、怨恨の類は、その場で犯人が逮捕される確率が高く解決は早いが、そのほかの通り魔や、行きずりの事件などは中々解決しない印象がある。
 もっといえば、泥棒などは、犯人が犯行を止めないからいつか捕まるわけで、その犯人がぼろを出さなければ本当に捕まらないといって良い。

 身近であった、家や病院に侵入した泥棒などは未だに犯人は逮捕されていない。こうしたものや自転車泥棒の類の犯罪が未解決のまま周囲に増えると、犯罪予備軍の犯罪を助長することになり、徐々にその町の治安が不安定になっていく。

 それを防ぐ意味でも、犯人を全て検挙してもらいたいと思うのは一般人の心理だろう。しかし、現実は、未解決事件はいつも未解決になり本当に警察は捜査をしているのか疑われることになる。
 
 このように未解決事件が増えれば、犯罪捜査もデータベースを屈指し、犯罪をパターン化し捜査方針をコンピュータが立てる時代がやってくるかもしれない。
 そのためには、日本国内に住む日本人の全てをデータベースに登録する必要がある。
 犯罪の無い社会を作るためにはそれが正当化される時代が来る可能性もある。それ程、徐々に日本の治安は悪化しているように感じる。