空一面、白い雲に覆われている。今朝方に昨日から降っていた雨が止んだ。この雨と寒さは、中国の被災した場所にも同様に有ったはずで、一刻も早い救助が進むように願いたい。

 
 雨といえば、空中に浮かんだチリが核となり氷の結晶となりそれが地面に落ちるまでの間に融けて水滴となったものである。
 こう書いてしまうと味も素っ気もないが、地球の水の大循環の元となる現象である。もしこの水分が空の上で固定され地表に降りてこなければ、太陽の光は遮られ、たちまち低温の世界が訪れるはずである。
 
 そんな雨であるが、それ以前に、風景として美しく感じるときもある。
 例えば、日が翳った中の木立に降る雨は、葉に当たる雨音と共にそこから沸き立つような香りにも似た湿り気が心をやさしくしてくれる。
 それは、人間の心に自然の営みを語りかけるメロディーでもある。それを雨宿りしながら聞くというのも心に安らぎをもたらす。

 まあそれが度を越せば、当然人も家屋も流されるといった被害を受けてしまう可能性も考えられるのだが、それが適度であれば、夏の暑さが毎日続くよりは過ごしやすい出来事の一つである。

 今年は、例年より雨の日が少なく感じるのだが、この先やはり雨の日が続くのだろうか?

 今日は朝からdoblogが不調。その記事を今UP。