きっと今朝はこの話題が・・・

曇り空。霧雨のようなしずくが時折顔に掛かる。昨日は、曇りのち雨の予報だったが、雨は降らなかった。今日はこのまま天候が崩れるのか?それとも晴れるのだろうか? 今日の新聞の話題は、この人の話題。家柄と容貌でなんとなく選ばれてしまったこの人。論評は何時も他人事で、何か自分の職責がどこにあるのか理解していなく、明らかに坊ちゃんだったのだろう。影で、成りたくなって成ったんじゃないとぼやいていたのだろう。2代続いて途中で政権を投げ出す坊やを選んだ自民党の人材不足といってしまえば事は簡単だが、それなのに政権を譲ろうとしない体質も問題である。これも一度下野した時のつらさを思い出し、何としてでも政権与党でありたいという議員意識の成せる業で、本当に潔さと言うものが無い。見ていて本当に見苦しい。その前のライオン丸の総理が、自民党をぶっ壊すと吠え立てたことが逆に自民党を生き延ばした結果、更に自民党の政権にしがみつこうとする醜さが見えたというところである。さらにこれが民主党に変わったからといってそれ程議員の質に違いは無いのは承知である。しかし、今までの癒着や談合といったズブズブの関係を一回清算しなければ新しい日本は生れない。そのための政権交代は是非とも必要である。それをまた総裁選を行いこの場を取り繕っても、一夜明ければ元の木阿弥になるのは必死の状況なのは国民も既に判っていること。それに目をつぶり自分たちで茶番劇を演じるなどというのは、全く持って政治家というより政治屋の仕業である。これまでの日本の政治は、衆愚政治であった。それを官僚が裏で動かすことで日本が成り立っていたといってよい。しかし、その官僚たちの組織が経年劣化してしまった。それは、組織の宿命で、正しい仕組みもそれが運用され続けられれば無駄が増え、動きもおかしくなるのは道理である。それを変えるにはガラガラポンするしかないのである。きっと政権交代する時期を誤ったのは、間違いない。あの人が総理大臣になっていなければもっと早く日本は正常化されたかもしれない。郵政改革などというまやかしで国民が浮かれ熱狂的な支持をした。しかし、その結果本当の日本の改革は遠のいたといっても良い。時代を振り返れば、たらればという言葉が浮かぶが、昨日の醜態を見るにつけ、人間の無力さをひしひしと感じずにはいられない。果たして、この秋政権交代したとして日本は、この不景気や世界情勢の荒波に打って出ることができるのか、昔のローマ帝国のように滅亡してしまいかねない大変な時期に来ていると思うんだけど。