とうとう

中々晴天とは行かない曇りがちの空。心なしか涼しさを感じる。「秋深し」を感じる今日この頃、大雪山では紅葉が始まったらしい。事故米の件、少しずつ流通経路が明らかにされる。このやり方は拙いと思う。きちんとどこに流れたかを明らかにし、その残留農薬の量、カビ毒の含有量を検査し、安全と言うならその数値を明らかにし、消費者の不安を抑えるべきである。政府、マスコミのタッグを組んだ情報統制は、却って不安を煽るものである。もしかしたら既に調査が終わり危険な数値が出ている可能性があるのではないかと勘ぐられてもおかしくない。あれほど安全を強調するならその調査結果を明らかにし、本当の安全宣言をするべきだろう。それが政府の対応だろうし、安全管理だと思う。いたずらに消費者を不安に陥れることなくきちんと情報公開することが後々対策が立てやすくなるだろう。逆にマスコミは、不二家の教訓を生かし冷静な対応と、必要な情報はきちんと明らかにするべきで、調査能力をはっきすべきだろう。