つづき

昨日と同様、空は白く濁ったような状態である。さすがにもうイナワラを燃やす匂いはしなくなった。もう少しで10月も終わるのだが、朝晩の冷え込みは徐々に増している。さてと言うのもなんだが、昨日の駄文の続き。雲のようなネットワークが世界に構築されたおかげで、いつの間にか世界中の個々の端末が細胞になった、分散型のコンピュータシステムが完成してしまった事になる。まだ、世界の接続された端末を一つの計算機として動かす事は無いが、試みとして有ることは有る。またその試みが参加する自由を選択できるとしたら、その実現は不可能かもしれない。しかし、その仕組みが語られるようになってその試みが始まり形を成す。更に世界の端末の一割でも結合させて動かす事が可能であれば、世界は変わるかもしれない。それは世界を動かすための原動力になりうるだろう。これから数年先インターネットの世界が更に変わっていくだろう。