自由という夢

夜中から雨が降っていた。今は一時雨が止んでいるがこれからも振りそうである。外は肌寒い。もうストーブ無しではいられない気温である。今日は、日曜日。株式市場もお休みのため、景気の行方は不明である。きっと世の中では、売りと買いの思惑が月曜の市場明けを待っているのだろう。買いの思惑が強ければ相場は上がり、売りが強ければ相場は下がる。まさに神経戦である。株式もそうであるが、その他の金融取引も同じような状況である。お金が余っている人たちはそのお金をどこで動かすか考えている。そのおこぼれに預かろうと色々な人間が集まってくるわけである。しかし、そんな一握りの人間が世界の景気を操っているともいえる。自分達の都合の良いルールで自分達の利益を守ろうとしている。今回の金融危機で、一番得したのは、損を補填してもらった金持ちである。自分達の懐を痛めずそのつながりだけで生き延びるのである。まあその中の運の悪いものは闇に消えていkのだろう。自由主義経済とは言っても、ルールを作るのは特権階級である。それを知らないでそのゲームに加わるには相当な勇気が必要だろう。