解散?

曇り空。僅かに東の空に雲の切れ目があり、一時朝日が差したが直ぐに日差しを隠してしまった。外は寒くそろそろコートが必要になってきたようだ。今日の東京市場は、どういった値動きから始まるのだろう。世界の動向を株式市場の値動きで推し量るようになってしまった。例えば好景気が続くようなら、見向きもしなかったろう。今だからその癖がついてしまったも言える。最近のマスコミは、総じて自民党政権をはやく終わりにしたいと思っているようだ。このところの麻生パッシングは相当なものである。まあ、今の世の中誰が総理大臣をやろうとこの流れを劇的に変えるようなことは出来ないだろう。民主党が政権をとって小沢さんが総理大臣になったとしても変わり映えはしないだろう。まあそれだけ日本人の心の中に閉塞感があり、それを打開するには何事も全て代えれるところは代えてやろうという意識が何となくあるのだと思う。経験則上、余り変化が起きない事も判っているし、起こるのは混乱くらいだろうと思っているはずである。政党が変わろうとも国会議員の質が劇的に変わり、素晴らしい政策をドンドンやれるとも思わない。しかし、長年自民党政権が続き、選挙のたびに甘い言葉を言われ続け、官僚政治を変えると言っておきながら、相も変わらず官僚政治の無駄さ加減に枚挙の暇もなく既に国民は飽き始めたといえる。これまで自民党が生き延びたのも、あの変人の小泉元首相が居たからに他ならない。あの人が郵政改革のフレーズで国民に改革を意識させなければあの時に終わりを告げたはずである。 と思いながら解散総選挙を待っているのだが、何やら雲行きは、解散先送りの状況もあるかもしれない。それも駆け引きの一つだろうが、何か劇的に支持率を回復する妙案を総理はお持ちなのだろうか?