晴れ間

今日の朝は冷え込んだ。雨上がりのせいもある。今は日が差しているが、西の空には黒い雨雲が控えている。 明日は、全道的に雪だそうである。根雪にはならないだろうが、もうそういう時期になったということである。既にタイヤを冬用に履き替えたのだが、これも風物詩的なものである。 世界の景気も、日本の景気もひとまず落ち着いている。ただ、これからアメリカの大統領選挙も控え今後の展開は曇りのち雨或いは大雪というところか。 景気の悪化は、新聞の折込にも現れている。客を呼び込むために、あの手この手の文句が並んでいる。それでも客足が伸びなければ、年末は相当数の企業が業界から撤退していくのだろう。  この際、総選挙でもやれば内需拡大効果になるかもしれない。それなりに選挙に必要な経費は、国内消費されることは確実だから。 麻生さんも総理大臣の椅子が今後保証されていないので、いくらかでも総理大臣の仕事をしたいという気持ちは良く分かる。選挙管理内閣的扱いには耐え切れないプライドもあるだろう。 しかし、明日をも分からない内閣が今後の政策を決めたとしても政権が交代すればどうなるか分からない。その政策が取り止めになるとすれば無駄の何者でもない。 この一瞬の晴れ間が、次の青空のきっかけになればと思う。