過剰反応

今日の朝も寒かった。車の温度計で−13度の表示であったが体感ではもっと低く感じた。外は風のない青空であるため見た目は暖かそうに感じるのだが、実際はそうでもない。そのギャップが寒さを引き立てるのだろうか?

 
 倖田來未さんの発言が、世間の批判を買っている件。これが今ひとつ良くわからない。どの辺りが批判をしているのか実態がつかめないからである。

 ニュースでは、インターネット上で批判されていると新聞が報道していたが、新聞社はその実態を調べているのだろうか?国民の大多数は、その発言も知らなければ、その内容を聞いたとしても「お馬鹿な発言」程度しか思わないだろう。

 しかし、その報道が更にマッチポンプとなり、CM、TV放送が自粛となるなど騒動を引き起こしているといってよいだろう。
 この程度の発言は、TVなどのお笑いでは日常茶飯事だし、政治家なども時たまこれに類似した程度の発言は行っている。
 更に言えば、今回の発言は、科学的根拠も無いもので、聞いたとしてもそれが事実でないことはわかるのだが、何やら真実味がある「エセ科学」の一種に近いものである。

 その類なら、日常的に放送している、心霊だとか、超能力などうそ偽りの放送はいくらでもやっていることなので、 もしこれが、攻撃の対象になるなら、「いじめ」というしかない。

 インターネットが生活に入り込み、個人が色々な発言をするようになり、更にそれに対してコメントを付けれるようになり、とコミュニケーションの道具として役割が拡大してきた。
 そしてその参加の敷居を低くしたことで、雑音が混じり始め、それをどこかで拡大するという何やら何か騒動を起こすことが目的とする部分が増幅され始めている。

 この騒動を盛り上げている人は、倖田來未を排除したいのだろうか?頂点に立った人間を自分と同じレベルに引き摺り下ろしたいという欲求なのだろうか?