日本代表、タイ戦 完勝

今日の朝の気温-15度。これがここ最近の気温なので驚かなくなってしまった。
 そらは薄く霞がかったような青空が広がっている。


 昨日は日本代表が、タイと対戦し完勝したらしいがその試合を見ていない。スポーツニュースで見ただけである。

 日本代表は、オールスター的な存在で、今の日本で一番強いチームなのだろうが、それを熱狂的に応援するという気持ちが薄れてきた。
 熱狂的な応援をしてきたわけではないが、代表の試合がTVであれば必ず見て応援していたのだが、最近は時間があれば見るという程度である。これがコンサドーレ札幌の試合であれば欠かさず見るのだが
 
 きっと、日本代表がW杯に出るという目的を達成し、その後3大会連続で出場したため、それが当たり前のようになり刺激が薄れてきたのだと思う。人間は、快感を得るために刺激を求め続ける。それは麻薬のようなものである。

 昔、まだW杯が遠い目標で、アジアの予選すら満足に勝ち進めなかった時、その予選の一試合、一試合が興奮だった。あのドーハで出場を逃した場面は、何度思い出しても悔しい。さらにその後ジョホーバルで念願のW杯出場を掴み取りフランスの地に日本代表が立った瞬間の興奮。

 次々と危機をくぐり抜けて行く、ジェットコースタームービーさながらの戦いが有った。それに比べて近年の日本代表は、中々負けない。それだけ強くなったが故、興奮を生まなくなってきた。
 TVでアナウンサー、解説者が「絶対負けられない」と絶叫する度に、見ているほうの興奮はドンドン冷めていく。

 そうなのである、いくら周りが騒ぎ立てたとしても、見ているほうが興奮しなければ、快感にはつながらない。それが見ているものを退屈にさせる。
 それは、スター選手が試合に出ていようと出ていなくても代わらないものである。却ってスター選手を追いかける人たちは、周りの雰囲気をしらけさせることがある。

 もし代表が日本国民に感動を味合わさせることができるとしたら、W杯で勝ち進むときぐらいだろうか。