札幌 vs 名古屋

CSで観戦。

 試合開始1時は、さすがに間に合わないときの方が多い。既に週休2日制が当たり前となっていて、学校、職場が休みという方が多いかもしれないが、まだ土曜日に仕事をしている人は多いだろう。
 開始時間を夕方にしてもらえればまだ入場者数は増えると思うのだが、開始時間も厳密に決められているのだろうか?

 試合は、既に皆様のご存知の通り、1−3 で完敗したわけであるが、それを少し振り返り感想をひとことふたこと。

 宮澤選手のJリーグ初ゴールで始まった試合、前半は札幌がそのリードを良く守りきった。この試合が45分で終われば良かったのだが。

 案の定、後半はつらい結果となった。やはりパス回しが上手いチームには見事に走りまわされてしまう。前半の出足が後半は必ず止まるのはもうお約束になってしまった。
 相手も同様に走り回って疲れてくれれば良いのだが、そう言ったチームは少なく、相手の出足が鈍ればその攻略法を知ったところばかり。
 今までもそうだったが、ゴール前に釘付けになりサンドバック状態になる。J2であれば、相手の拙攻が多くゴールにならないのと、前線に残った選手にパスが通れば何とか攻撃に移れた。しかし、そのタテポンがJ1では通用しにくい。それはFWの決定力不足と相手DF、GKとJ2とでは能力が違う相手で、簡単には得点を入れることができないからである。

 そうして、いつもどおり後半に逆転されて試合は終わってしまう。本当に45分一本勝負であればとつくづく思う。

 さてこれで、J1は一ヶ月ほどの一時中断となる。この間、下位のチームは補強に走りはじめる。札幌も補強の噂があるが、効果的な補強ができるかフタを開けるまでわからない。
 さらにこの一ヶ月で、後半の運動量低下を防ぐ体力強化ができるとは思えない。また華麗なパス回しができるほど能力アップできるかというと不可能に近いというのが現実だろう。
 
 やはり得点能力のあるFW、攻撃と守備の能力を兼ね備えたMF、そしてどんなに相手の強力な能力を持ったFWでも全て抑えてしまうDFの3人が補強できれば問題は少し解決するのだがそう簡単な事ではないし、不可能に近い。

 後残る手段は、チームワークだろう。全員で攻撃し、全員で守備をする。そのどれにも全員がサボらず一体となって動くことのできるチームである。
 それができるかが今後の札幌のJ1生き残りを掛けた争いになることは間違いない。

 後、CSのことについて一言。J2はカメラが少ないためグランド一面を一台のカメラで追う引きの映像が多く試合の流れを把握しやすかった。
 J1になると途端選手や監督などのアップが増えたため試合が見難くなってしまった。こんなところでほざいてみても解決できないが、それがすごく不満である。
 せめてボールが動いている間は、カメラを切り替えないで欲しい。