オリンピック

夜明け前、屋根を打つ雨音で目が覚めた。そして今は少し雨の降り方は収まってきた。少し風が強い。

 今年は、北京でオリンピックが開かれる。今回の地震などで復興で時間が掛かるだろうが、日程どおり開催されるようだ。

 そして2016年の話だが、東京が立候補し、最終の候補地が選ばれる残り4つの枠に入った。
 この立候補も、今の日本では東京だからできることであり、できる体力があるなら頑張ってという心境である。
 8年後日本がどのような状況になっているのか、世界がどのような状況になっているのかわからないが、これ以上日本の機能が東京に一極集中して行くのが正しいのか少し疑問に思うところがある。
 石原さんは、東京が自前でできると思っているようだが、銀行の問題があり蓄えを吐き出している状況で、更にもし赤字になりそうだったら国が支援しろと言葉の端に言う辺りにすこし無責任さを感じる。当然オリンピックの時には現役の都知事では無いだろうし、実際決まったとしても実務を仕切るのは都庁の職員と言うことになるから、後は成り行きを見守ると言うことになるだろう。

 今回のオリンピックの誘致が成功すれば、歴史に名を残すことに間違いなくなるのだろう。まさしく弟に追いついたということになる。まあ、銀行問題も上手く切り抜けたので、これからオリンピック一筋で行けば残りの任期中も都民の批判をかわせると踏んだ上でのパフォーマンスの一つだろう。